「ひろしまの木」の家で暮らそう

「ひろしまの森に木づかう家」制度の創設

2009年6月、広島県は県産材の消費拡大を図るため、民間金融機関と連携して広島県産材を一定以上利用した住宅の施主に対する住宅ローンの低金利融資制度を創設しました。
県が定めた県産材の利用基準を満たし、県が認定した業者が建設した住宅の場合にローン金利を優遇するものです。
県産材を使ってひろしまの森を元気にし、輸送に伴う二酸化炭素を削減して環境に優しい家作りをしてみませんか?


【制度の概要】
topics001

役割分担

金融機関 金利決定
請負業者報告(認定証等)の受理
広島県 県産材使用基準の決定
事業者の登録
実施状況のとりまとめ
登録事業者 県産材使用量の確認
県産材使用量の報告

【本融資が受けられる金融機関】
・株式会社広島銀行
・広島信用金庫

【実施要綱】(すべてPDF文書)
「ひろしまの森に木づかう家」制度の概要
「ひろしまの森に木づかう家」融資制度について
「ひろしまの森に木づかう家」実施要領(申込書はこちらから)

【お問合わせ先】
広島県農林水産局農林整備部林業課
住所  〒730-8511 広島市中区基町10-52
TEL  082-513-3688(ダイヤルイン)
E-Mail  このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい
※低利融資の内容に関することについては各金融機関に直接お問合わせください。

詳細について詳しくお聞きになりたい方は当社までお電話下さい。
TEL0823-71-8672


県産材消費拡大緊急支援事業

広島県では県産材を使用した一戸建て住宅を新築または購入する場合に、その金額の一部を助成することにより県産財の消費拡大を図る事業を行っています。
この事業は、広島県の山や海を生かし、県産材を計画的に利用することを目的としています。
広島県では県産材の利用率は5~6%と低く、木材の地産地消こそが地元の雇用の安定や山の環境問題に取って最重要課題でした。今回のこの制度で地域材使用量が急激に増えれば、地域の経済効果はかなり大きいものが期待できます。
地元の木を使用することで、山が活性化して手入れされ地元の自然が豊かになる。そして、山々から湧き出る水がきれいになり川となって私たちの住んでいる町にも流れてきます。また、その山々の周辺の空気も浄化され、排出した二酸化炭素を地元で吸収する。こういった取り組みが全国でも始まっています。
ぜひご賛同いただき、ふるってお申し込みください。

【応募要件】
県内に自ら居住するために木造住宅を新築または購入する方(完成した住宅の購入を除く)など

【対象となる住宅の要件】
・在来軸組工法による一戸建て木造住宅
・県産材を主要構造部材(梁、柱など)に60%以上使用する住宅
・県内に営業所を有し、建設業法の許可を受けている業者が施工する住宅  など

【助成額】
住宅の延べ床面積に応じた額

延床面積

助成額

100㎡以上125㎡以下 40万円/戸
125㎡以上 50万円/戸


【募集戸数】
50戸
ただし、応募者多数の場合は抽選により決定します

【募集期間】
広島県から随時募集されます
(毎年4月ごろから募集開始の予定)

【お問合わせ先】
広島県農林水産局農林整備部林業課
住所   〒730-8511 広島市中区基町10-52
TEL   082-513-3688(ダイヤルイン)
E-Mail  このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい
詳細、申込書等は県のホームページからもダウンロードできます。
URL http://www.pref.hiroshima.lg.jp/

詳細について詳しくお聞きになりたい方は当社までお電話下さい。
TEL0823-71-8672


ふるさとの木と暮らす   ―安芸 佐伯杉について―

上福浦建築工房では、「ひろしまの森に木づかう家」および「県産材消費拡大緊急支援事業」の趣旨に賛同し、県産材、なかでも品質に定評のある安芸佐伯杉を使用した住宅も手掛けます。
やはり地元で育ったものがその土地の気候風土に最も適しています。
安芸佐伯杉は広島県西部の豊かな森でしっかりと管理し育てられた優良な木です。
昔ながらの葉枯らし乾燥でじっくりと乾燥させた杉は品質的にも強度的にも優れた木材製品となります。

安芸佐伯杉について詳しくはこちらから

*葉枯らし乾燥とは
その名の通り、伐採後すぐに山から搬出せずに葉をつけたまま山で4~6か月間じっくりと自然乾燥させる方法です。
切られた材木は葉や枝からも水分を発散し、丸太の状態にして乾燥するよりも材を痛めずにうまく乾燥します。
<特徴>
・人工的に乾燥させたものより色つやが良い
・全体の含水率が平均化され製材品の反りや曲がりが少なくなる
・杉の持つ化学成分のテルペンやフィトンチッド成分が揮発せずに残る

「木づかい運動」  ―木づかい運動とは、元気な森林をつくること―

topics002 京都議定書では、2012年までに日本の二酸化炭素の排出量を1990年の水準より6%削減することを約束しています。そのうち、3.9%を日本国内の森林による二酸化炭素の吸収量を増やすことで達成しようとしています。
林野庁では、2005年度から国民運動として「木づかい運動」の取り組みを開始しました。国産材の積極的な利用を通じて山村を活性化し、二酸化炭素をたっぷり吸収する元気な森林づくりを進めようとしています。
木を使うと森が育つ
topics-graph02
日本の人工林 材齢別面積(1995年3月時点)
(出典:木の家に住むことを勉強する本)

日本の森林は若い層の面積が少ない。本来は更新する生物資源は若い方が健全です。国土の森林面積には制限があるため、伐採更新しない限り循環する資源としては機能しません。
topics-graph01
わが国の住宅における炭素貯蔵量の推移
(出典:木の家に住むことを勉強する本)
一口に「木材」と言っても、それがどのような森林からどのように生産されたかはさまざまです。
私たちの暮らしている日本の森林は住宅の柱などの材料として「良い木材」を得るために、人々が植えた「人工林」が4割程度を占めています。
この人工林の木々はまだ比較的若く、どんどん生長しているのですが、このような森林を手入れしないで放っておくとモヤシのようなヒョロヒョロの木が詰め込まれた状態となって、幹も根も十分に生長できなくなります。
また、地面にまで光が届かないために森林の下層植生が生えず、土壌がむき出しのままになってしまい、大雨が降ったときには土壌が押し出されて山が荒れたり、下流の人々の生活を脅かすような被害も出てしまうのです。
このように森林には土壌を維持する働きがあるばかりか、水を蓄えたり空気を浄化する働きもあります。
「伐ったら植える」という基本が守られていれば二酸化炭素を吸収し、炭素を固定する樹木が森林に生き続けます。




都市はもうひとつの森林
本来、木は伐採された後も生木の時に二酸化炭素として吸収した炭素を体内に固定し、蓄積し続けています。
伐採さsれた木は新たに二酸化炭素を吸収することはありませんが、そのまま炭素を固定し続けています。
つまり、木は木造住宅となっても炭素がそこに固定されたままストックされているのです。
例えば、木造住宅ばかりが建ち並ぶ地域が形成されればそこは一つの立派な森として生き続けることになるのです。
そして「伐ったら植える」という基本が守られていれば二酸化炭素を吸収し、炭素を固定する樹木が森林に生き続けることになるわけです。
topics003
森林資源の循環活用
ここ数年、地球温暖化を防ぐ森林の働きが重要視されています。
これは、木々が光合成することによって温室効果ガスである二酸化炭素を吸収して蓄えることによって大気中の温室効果ガスを減少させることにつながるのです。
このような森林の持っているさまざまな機能を十分に発揮させるには適切に手入れをする事が必要です。
木材を有効に活用することにより、「植える→育てる→収穫する」という森林のリサイクルがうまく循環し、森林の持っている機能も十分に発揮されるようになるのです。
伐ったら植えて育てること、ちゃんと管理されている森林から生産される木材をちょうどいい量だけ使う事が重要なのです。
私たちは地域で生産される木材、木製品を積極的に使うように心がけたいものです。
さらに木材の耐用年数が長く、また壊したあとも再利用していくというシステムが確立していれば森林の木々も生長に十分な時間を与えることも出来ます。
決して大げさではない循環型社会の形成に大きな意味を持つ木材住宅。家を大切にすれば山はもっと豊かになり、森林にも都市にも二酸化炭素の蓄積が増えるはずです。