バスルーム特集2009

疲れた体に浴槽を沈めると・・・
お風呂は一日の疲れを汗とともにさっぱりと洗い流してくれるだけではなく、心まで癒してくれます。そんな入浴タイムは極楽!
お風呂好きの日本人にとって浴室は日常的なリフレッシュ空間として最適な場所です。では、自分に合ったリラクゼーション空間を上手につくるにはどうすればいいのでしょうか?
一口に"お風呂"と言ってもそのスタイルは様々。サニタリースペースとのスタイルの典型として、それぞれを完全に分けた独立型、一つのスペースを洗面・トイレと浴室に分けた折衷型(ツーインワンスタイル)、洗面・トイレ・浴室を一体化したスリーインワンスタイルの3つがあります。

独立型

トイレ、浴室、洗面が独立したプラン。それぞれの機能が独立して使用できるため、人数の多い家族に向いています。日本の住宅では最も多いスタイルで馴染みのある方も多いのではないでしょうか。


折衷型(ツーインワンスタイル)
kumano4-37 kumano4-36 一つの空間をトイレ・洗面と浴室の2つに区切って使用するプラン。このタイプではトイレ・洗面の空間が脱衣室ともなり使い勝手の良いプランです。
 <折衷型(ツーインワンスタイル)の物件>
土間のある家(熊野の家4)
週末を楽しむ家(坂の家)
丘の上の潜水艦(長束の家1)

スリーインワンスタイル

最近はお洒落でかつ空間が広く使えることからスリーインワンスタイルの人気が出つつあります。しかしながら、日本人にはあまり馴染みがないため実際の使い勝手はまったくわからず、採用したいけど心配・・・という声も多く聞きます。


施主様アンケート結果

当工房では今までに14件の物件でスリーインワンスタイルを採用しており、今回OB施主様にご協力を頂いて実際に使ってみた感想、良い点、悪い点などを伺ってみましたのでご紹介します。
バスルームをどういうスタイルにするか悩まれている方、広々とした空間でのバスタイムにあこがれている方、ぜひ参考にしてみてください。
(有効回答数:12)

良かった点は?

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空間が広々として気持ちがいい

子供のトイレに便利

掃除が楽

雰囲気に満足

湿気がこもらない

冬でも暖かい
gouhara5_2009-2-25-42 miyoshi_2009-2-25-08 kawajiri2_2009-2-25-13

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【雰囲気】
やはりスリーインワンスタイルのバスルームの一番の特徴である圧迫感のない開放的な空間やホテルライクの雰囲気が好評のようです。
【掃除】
一つの空間にお風呂、洗面、トイレがあるため、用事が一か所で済み、細かな仕切りがなくて掃除が楽というのも多く挙げられていました。
【湿気】
また空間が広いため、風の通りがよく湿気がこもりにくく、浴室乾燥機を併用すると翌朝にはカラッと乾いているそうです。
【トイレ】
一番おもしろかったのは「風呂前には必ずトイレに行きたくなるので」という意見。特に子供はお風呂に入るとなぜかトイレに行きたくなるもの。裸のままパッと行けるトイレがすぐ近くにあるのはとても助かるそうです。大人もお風呂の前にそのままいけるので便利ではないかと思います。

悪かった点は?

graph2 特になし

冬に鏡が曇る

シャワーの水が飛び散ってベタベタに塗れる

冬寒い

誰かが入浴中・トイレ中に使えない

来客時に気を遣う
daiwa30 一方、使いにくいところはどんなところかも挙げていただきました。
特になしという意見も多かったのですが、強いて挙げるなら「入浴中・トイレ中に使いにくい」という意見が多くありました。次の項目でも詳しくご紹介しますが、家族同士であれば使用中であっても気にしながらではありますが使っているようです。
また、LDKとバスルームの位置関係によってはお客様の使うトイレがスリーインワンの中のトイレになってしまうケースもあり、お客様にお風呂なども見られてしまうことになり気を遣うという意見もありました。
中でも一番多かった意見は、冬寒いという意見。良かった点では冬暖かいという意見がある一方、寒いという意見もあります。これはお風呂の場所(1F・2F、東西南北)にも関係があるようです。

【対策】
●ヒーターの使用
ただ、オイルヒーターやパネルヒーターを置くだけで冬場の寒さは解消できて快適になり、実際にそういった対策を取られているようです。この方法は浴室部分と脱衣部分の温度差で起こる冬の鏡の曇りにも有効です。また、浴室との寒暖差による*ヒートショックも起こりにくくなります。
●カーテンの工夫
スリーインワンスタイルのバスルームの場合、浴室部分との仕切りはシャワーカーテンを使用します。シャワーの位置によってお風呂やシャワーの水が飛び散って毎回ベタベタに濡れてしまうこともあります。
コの場合はシャワーカーテンの下におもりを付けるなどして水の勢いでシャワーカーテンが動いたりしないようにするとベタベタが軽減されるかもしれません。
毎回濡れるシャワーカーテンですから、乾かしてもどうしてもカビが発生することがあります。市販のカビ取り剤を使えばカビは除去できますが、だんだん防水効果が薄れていってしまいます。その場合、一度クリーニングに出してみてはいかがでしょうか?カビはもちろん取り除けますし、防水効果も復活します。一度クリーニングをすれば5年程度は効果が持続します。また、季節に合わせてシャワーカーテンも衣替えするのもいいかもしれません。
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nagahama2_2009-2-25-20

*ヒートショック
umi2_2009-2-25-17 冬場に暖房のきいた部屋から寒い廊下やトイレに行く時に思わず身体がブルブルッとします。実はこの時に心臓には思った以上の負担がかかっています。これをヒートショックと言います。高齢者や高血圧の人にとっては心筋梗塞や脳血管障害などにつながり、命取りになりかねないとても危険なことなのです。
ヒートショックを起こしやすいのはトイレ・洗面・浴室。ヒートショックで亡くなる方は交通事故よりも多い、年間1万人を超えると言われています。

誰かがお風呂やトイレに入っている時にはどうしていますか?

最後に一番気になる、誰かがお風呂やトイレに入っている時にはどうしているかを具体的に聞いてみました。

jike1-09 koshingai_2009-2-25-15 【お風呂の場合】
シャワーカーテンがあるので特には気にならないとの事。さすがにお客様が使用されている場合には遠慮されているようです。
【トイレの場合】
子供が使っている場合は気にしないが、大人の場合は別のトイレを使うという意見がほとんどでした。お年頃のお子様をお持ちの方がいらっしゃらなかったのでこういった意見になったのかもしれません。現在はまったく気にはならないが、子供が成長してくると気を遣って使いにくくなりそうという意見もありました。


いかがだったでしょうか。実際にスリーインワンスタイルを使用されている方々の生の声です。
皆さまの知りたかったことは解決できましたか?ぜひ参考にしてください。
ご協力いただいたOB施主の方々、ありがとうございました。